風水は環境学です。自然界のバランスを整え、幸せ体質に！
地球には、あるものすべてには「流れ」があります。
地球は磁界の流、時（時空）、川の流れの流れ、風の流れ……。同様に、目には見えない「気の流れ」というものが、この世には確かに存在します。
風水とは、その「気の流れ」をよみとり、操り、活用する術です。いわゆる「運のいい人」とは、流れてくる良い気をしっかり受け止め、悪い気を受け流すことができる人のことです。たとえば、川の流れに流れれば難なく流れて行きます。川の流れに逆らえば、めいっぱいの力で歩まなければ進めません。同じように、「気」の流れを理解し、調和することができれば、その時その場所にあった「気」を取り入れることで、自然に自分の力で運を掴み安くなるのです。
「風水」という古くから伝わる知恵を借りて、自然と調和しながら、無理なく運を掴み幸せ体質になっていきましょう。
風水とは、「五行」（木・火・土・金・水）にはそれぞれお互いを生かし合い、運気を強めていく、「相生（そうじょう）」「相克（そうこく）」の関係があります。例えば、金属は土の中から生み出されるため、「金」と「土」には「生まれる」という気が生じます。お互いに生かし合う関係から、これを「相生（そうじょう）」と呼びます。
一方、「火」と「水」の関係のように、お互いが対立し合って運気を低下させる「相剋（そうこく）」の関係も存在します。
「水」は「火」を消してしまうため、生み出す力が存在せず、お互いの気を消滅させてしまいます。
よって、この関係は「相剋（そうこく）」となってしまうのです。
「相生（そうじょう）」の関係を上手に使い、「相剋（そうこく）」となるような関係を避けることが、風水を実践していくための基本となります。
Ｑ１．風水ってどういう占いなんですか？
風水占いという言葉が世間に広まっておりますので、風水＝占いというイメージもあるかと思います。
しかし、風水は、古代中国の学者が、宇宙と地球、そして人間との関係に法則性を見出したところから始まった学問です。気学・方位学・風水学etc...など深く知ると自然を知る学問であることに気づきますが、世の中に広まる過程において、占うと言う言葉が伝わってきました。
自然にある「気」をコントロールし、人間にとって最適な環境を得ようとしますが、一部、秘術的な側面も持ち合わせているため、占いと混同されることも多いのです。
Ｑ２．色は黄色が良いって聞いたことがありますが、本当ですか？
「西の方角に、黄色いものを置くと金運がよくなる！」などとよく聞きます。
確かに、そういった側面もなくはないですが、あれは、すべての人にわかりやすく説明をしようとしたものあって、 本当はもっと優先的に風水で調整すべき問題が、わたくしたちの周りには溢れています。風水は、個々の人間、住宅（オフィス）、土地によって、調整する点が全く異なります。逆に、すべての人に通用する内容は、効果も薄いと言えます。
Ｑ３．方角の占いですよね？
風水は、地球の磁場のエネルギーと、そこに暮らす人間の磁気エネルギーとのバランスを調整する学問です。
私が理解できたのは、風水は、自然界の気（磁界の流れ）を部屋の中にうまく流すことで、方角といわれるものは、古来からある暦、皆さんが一度は目にしたことがおありだと思いますが、それは、人に対して磁界の作用、磁界の方向を示したもので、何のあやしいものではないと言うことをきちんと理解していただきたいと思います。
風水や気学は、占いではなく、正しく理解して生活に取り入れると理解して頂きたいです。
Ｑ４．カウンセリングしてもらったあと、気をつけることは？（やらなければいけない事は？）
カウンセリング後、調整したから安心できるの部分と、常に気をつけなければならない部分があります。
例えば、トイレの浄化などは、日頃から心掛けなければいけませんし、調整によって置かれた植物や、水なども、常に気を遣って、良い状態をキープしたいものです。
Ｑ５．色（カラー）にも意味があるようですが何色ぐらい有るんですか？
何色という決まりはありませんが、風水の基本である、五行にせよ八卦にせよ、その性質としての色は切っても切れない関係にあります。
木➡緑 火➡赤 土➡黄色 金➡白 水➡青
と化殺に必要な色となります。前述のように、風水＝黄色ではありません。あなたの卦にあったパワーカラーが存在しますので、うまく活用していきましょう。
流動的に流れている陰陽のバランスですが、大まかにいうと4つのバランスに分類することができます。「陰」はさらに、「陰の陰」、「陽の陰」にわかれ、「陽」は「陽の陽」「陰の陽」にわかれ、この4つを「四象（ししょう）」と呼びます。
四象をさらに陰と陽の4つにわけたのが「八卦（はっけ）」です。よく「当たるも八卦、当たらぬも八卦」でつかわれるあの「八卦」はここからきています。世の中のあらゆる事象は、この8つ「乾（けん）、兌（だ）、離（り）、震（しん）、巽（そん）坎（かん）、艮（ごん）、坤（こん）」でそれぞれの性質、方位を見ていくことができるのです。
そして、私たちの生まれ年による方位の吉凶もこの8つうちのどれかにあてはまります。その性質のことを「本命卦」と呼びます。本命卦によって、あなたと相性の良い方位を割りだし、あなたが「気」のパワーをうまく取り込める環境を導きだします。
Ｑ１．風水では植物でもドライフラワーは良くないのでしょうか？
風水では植物を家に置くのは大変良い事とされていますね。これは植物の持つ生命のエネルギーを気として上手く取り入れるからです。ドライフラワーは、この生命エネルギーを取り入れる事は出来ないでしょうから観葉植物等と同じ様に使用しても効果はないでしょう。ただ、死んだ物は良くないと言った考え方は特にありません。
もし、良くないのでしたら柱の木も同じになってしまいます。風水の観点からは特に気になさらなくても良いと思います。
●花のパワーは、生花➡生花の写真➡プリザープド➡造花➡ドライフラワーの順になります。
Ｑ２．風水で「鏡」には、どんなパワーがあるのでしょうか？
風水では、「鏡」は持ち主の魂を映し出し、邪気を跳ね返す作用があると言われています。
凶相の方位に向かって鏡を掛ければ邪気の進入を防ぐと言われていますが、玄関に向かって置いて邪気を跳ね除けると言う方もいらっしゃいますが、良い気も跳ね除けてしまうのでNGです。
それよりは、玄関の青龍側に置いて空間を広げます。
詳しくはプランニングの時に。
Ｑ３．風水の本によって書かれている内容が違ったりしますが何故でしょうか？
中国古来の風水も長い時間を経て本命卦・八宅・玄空・宅卦など鑑定の方法はいくつもあります。
日本では風水思想を取り入れた陰陽道から発生した気学・九星系風水や、同じ流れを汲みつつ日本の生活の知恵が盛り込まれた家相もありますので、本によって書かれている内容が違っていても不思議ではありません。
ちなみに、風水師はどれか１つの方法だけと言うよりも八宅派、玄空派などを併用して立体的に鑑定しています。
風水の判断は大きく分けると、２つの方法があります。主に中国式の伝統風水では、「らんとう」と「りき」の２つの方法で判断します。「巒頭 らんとう」とは周囲の環境や地形、建物などを見る方法で、目に見る方法で、目に見える形勢などを判断します。「理気 りき」は、目に見る事のできない気の状態を判断します。目に見えない風水の分野である理気。その流派の代表格である玄空飛星派。巒頭派では、目に見える景色から吉凶判断を行います。ですが、気のエネルギーとは固定的なモノではありません。